Borussia Dortmund Magazine

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香川真司の劇的ゴールでドルトムントはドラマティックな勝利を掴む!ヴォルフスブルク戦後試合後インタビューまとめ

   

香川 ロイス ムヒタリアン

フンメルス、ソクラティス、ヴァイグルの3選手を欠くドルトムント。センターバックはベンダーとスボティッチ、ボランチにはギンター、サイドバックにはピシュチェク、そして香川を下げカストロを起用。いくつかの変更をトゥヘル監督は実行し、難敵ヴォルフスブルクに挑みます。

前半はドルトムントが圧倒。10分間で5度チャンスを生みだし、2度シュートはポストを叩きます。猛攻を見せますが、30分以降落ち着きを取り戻したヴォルフスブルクが主導権を握ります。しかし32分、ギラボギからボールを奪ったムヒタリアンがロイスにパスを出すと、最後はロイスがベナーリオをかわしてゴール!ドルトムントは1-0と前半をリードして終了します。

後半はヴォルフスブルクが猛攻を見せ、ドルトムントは守備に回る苦しい展開が続きます。61分にはビュルキが不用意なミスから決定的な危機を迎えますが、ビュルキ自身が好セーブを見せ阻止。泥臭く闘いつづけるドルトムントですが、試合終了間際、勝利を確信しつつあった中でピシュチェクがPKを宣告されます。シュートコースをビュルキは読んでいましたが、止めることが出来ず1-1に。誰もが同点で試合終了だと思いつつあったわずか118秒後にドラマが生まれます。

最後、ドルトムントは鮮やかなカウンターを見せ前進。香川が右サイドのピシュチェクへパス。ピシュチェクは冷静に左サイドでフリーで構えていたムヒタリアンにクロスを上げると、ムヒタリアンはワンタッチでゴール前に走り込んだ香川へ。最後は香川が値千金のゴールを奪い土壇場で2-1と再びリードを奪い、そのまま試合終了。ドラマティックな展開でした。さらにバイエルンが敗戦した為、再び5ポイント差に。非常に素晴らしい試合、そしてチームは難敵相手に偉大なスピリットを披露しました。

ヴォルフスブルク 1-2 (前半0-1) ボルシア・ドルトムント

ヴォルフスブルク:
ベナーリオ;ビエイリーニャ、ナウド、クローゼ、ロドリゲス;カリギウリ(57分 トレーシュ)、ギラボギ(46分 ドスト)、アーノルト;シュールレ、クルーゼ、ドラクスラー

ボルシア・ドルトムント:
ビュルキ;ピシュチェク、スボティッチ、ベンダー、シュメルツァー;ギュンドアン(55分 香川)、ギンター;ムヒタリアン、カストロ(82分 パク)、 ロイス;オーバメヤン(82分 ホフマン)

ゴール:
ロイス(32分 ムヒタリアン)、ロドリゲス(90+1分 PK、ピシュチェクのシュールレに対するファウル)、香川(90+3分 ムヒタリアン)

・トーマス・トゥヘル監督

(試合終了後の退場について)
「審判は私の振る舞いが不適切だと話した。PKの後、ヘキング監督のジェスチャーの罠に陥ってしまったんだ。不必要な振る舞いだった。それから(逆転して)喜びと欲求不満が交錯して広告を蹴り飛ばしてしまったんだ。このことについては誰も指摘しなかったけれどね。感情を表に出していたんだ。退場させられてびっくりした」

(前半について)
「最初の35分は素晴らしかった。そこまでは我々にとっての最高のパフォーマンスの1つだったね。得点するまで時間がかかったけれど、相応しい得点だったと思う。けれども我々は最初のうちにリードを奪わなくてはならなかった。それでも得点したときに、何か我々が自信を失ったように見えたし、おそらく敗戦を恐れたのだろう。集中できていなかったけど、情熱的な守備を披露していた」

(後半について)
「我々は長い時間本当に奮闘していたし、多くのチャンスを生みだしていた。我々は特定の状況で非常にラッキーだった。奇妙なことに、同点になってから静かに、そしてより多くの信頼を持ってプレーし始めたんだ。2-1としたゴールは非常に珍しいゴールだったと言える。PKを沈められた後、ヴォルフスブルク相手にこんなゴールを奪うことが出来るなんて珍しいと思う。我々はここでプレーして勝利を収めることがどんなに困難であるか理解している。何とか勝利を得ることができた。そしてチームが素晴らしいメンタルを披露してくれたので満足している」

(順位表について)
「今日の試合で40分以降に見始めた方々は、我々が集中する必要がある事、そしてやらなくてはいけないことがあると理解しただろう。さらに大きな目標について、それを話すことを避ける方が賢明だ。ここで勝利することは難しいし、この勝利が重要であることは分かっている。なんとか今シーズンは多くのポイントを積み上げることができた。けれども我々はしっかりと立ち続け、木曜日、そして日曜の2つのホームゲームで次のステップを踏まなくては何の意味も持たない」

ヴォルフスブルク戦 香川

・香川真司

(試合についてはいかがですか?)
「結果的に自分が最後に(点を)取れましたけど、最後はすごく苦しい試合でした。前半の入りはすごく良かったですけど、その中でポストに2回当たったり、チャンスを決められず流れが変わりつつあって・・・。後半も相手が完璧に主導権を握っていて。なかなかカウンターも決まらず、苦しい試合でした。最後に追いつかれて、改めて厳しさを感じたんですけど、最後にワンプレーに懸けて、うまくゴールに流し込めたと思います」

(ピシュチェクにボールを出したのは香川選手で他にもいろいろな選択肢があったのでは? なぜピシュチェクにパスを出したのでしょうか?)
「後半からの出場でしたけど、いくら準備をしても、これだけインテンシティが高い中に途中から入るのは難しいなと、改めて感じました。だから、あまり余裕がなかったので、簡単に散らして、(それから)中に入っていこうと思ってました。ピシュチェクがうまくダイレクトで(クロスを)入れてくれて、ミキ(ミキタリヤン)もしっかりと折り返してくれて、一連の流れはすごく良かったと思います」

ヴォルフスブルク戦 逆転

(シャルケとのダービーなど、こういう重要な試合でもゴールを決められています)
「まぁ、そうですね、それはすごく大事ですし、こういうゲームで結果を残せるというのは良いことだと思うので、それはしっかりと継続して。ただ、まぁ次の試合の相手はフランクフルトで、中位のチームですけど、そういうチームにしっかりと高いモチベーションで臨めるようにしたいと思います」

ベンダー ヴォルフスブルク戦

・スヴェン・ベンダー

(どのような試合でしたか?)
「激しい試合だった。終了間際のPKは極めて残念だったよ。当然ヴォルフスブルクはゴールに値したが、あまりにタイミングが悪く厳しかった。そこからカムバックできたし、僕らは傑出していたと思う。後半僕らにとっては本当に難しかったし、ヴォルフスブルクは非常に強かった。けれども最後に相手を強襲できて素晴らしかったね。絶対的で信じられない感じだ」

(この勝利の意味について)
「非常に重要だよ。前半の僕らは本当に良くプレーに入っていけたけど、それ以降はヴォルフスブルクの方が良かった。けれども泥臭い勝利を奪うことができたんだ。これがチームの精神だ。彼らがホームでどれだけ強いか理解している。(順位表の)背後のチームにある程度距離をつけることができた」

(そしてトップに?)
「このシックスポインターに勝利したのは重要なことだし、もちろんすべてが可能だ。しかし僕らは、バイエルンが勝利するならば難しいことであることも分かっている。僕らは後ろから距離を維持するか、背後のチームに対してリードを拡げていきたい」

(現在センターバックですが、あなたにとっては大好きなポジションでしょうか?)
「お気に入りのポジションで長くプレーしてきたし、ここが好んでいるポジションではない。しかし今までも強調してきたけど、ドルトムントで僕がフットボールをプレーする方法を与えられたし、このポジションは自分に合っている。全ての時間において快適に感じているけれど、6番のポジションでプレーするのが好きなんだ」

・イルカイ・ギュンドアン

「1-0にした後、ユリアン・ドラクスラーと接触があって膝に多くの痛みを感じていた。ユリアンも彼の膝が痛むと僕に話しかけてきた。それから僕はプレーすることができたけど前半は痛みを引きずったままだったんだ。ハーフタイムの後は気分が良くなったけど、監督は僕を交代させた。おそらく予防措置だったと思う。それに対して不満はないし、最終的にはシンジがゴールを奪ったんだ。本当びっくりしたよ。僕らにとっては、とても、とてもハッピーな勝利さ。直接の競争相手を引き離すことができたんだ。僕らにとって良い感覚を与えるはずだ」

スボティッチ ヴォルフスブルク戦

・ネヴェン・スボティッチ

「このスタジアムで経験してきた中でも、はるかに刺激的な1日だった。行ったり来たりした中、勝利への糸を最後に掴むことができた。ヴォルフスブルクは上手くやっていたからね。一方僕らは前半には試合に入れたし、ブロックを形成し高いクオリティーでチャンスを生みだして勇敢に戦っていた。それからヴォルフスブルクは試合を掴みかけていたんだ。しかし僕らのハイライトは最後の3分間にやってきたんだ。僕はどのくらいロスタイムがあるのか分かっていなかった。決定的な攻撃を繰り出して生き残ることができた。勝利に相応しいかどうかに関わらず-僕らはもの凄いプライドを持って勝利を掴んだ」

・ロマン・ビュルキ

「最後数分で2-1にすることができた。圧倒的な感覚だよ。PKは僕らが僕らに受けた罰のようなものだ。チームは偉大なキャラクターを示した。再び前に出て、決定的なカウンターで勝利を掴んだんだ」

ロイス ヴォルフスブルク戦

・マルコ・ロイス

「対等な立場での試合だったけど、最終的に大きなポイントを掴んだ!全体的に試合のレベルは非常に高かったし、前半は僕らの方は良かった。それ以降はヴォルフスブルクの方が良いチームだったね。終了間際に同点にされてしまい非常に苦しかった。同点にされてから”Sahne-Konter”(英訳するとクリーム・カウンター)を最後はシンジが完成させた」

香川 ロイス ヴォルフスブルク

 - 15/16シーズン, ブンデスリーガ, ボルシア・ドルトムント , , , , , , ,

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